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そんな鷲尾さんを一躍お茶の間の人気者にしたのがテレビドラマ『大奥』で演じた大奥三人娘(スリーアミーゴス)の一人、葛岡。シリアスな世界に笑いをふりまくオアシスのような存在。テレビ、映画と大好評を博したその『大奥』が今度は舞台となって幕を開けます。もちろん今回もスリーアミーゴスは健在! 陰謀から笑いまで大忙しです。
「今回の舞台版『大奥』ではアノ三人は物語の進行役を担うなど、結構大変みたいなんです。でも演出家が言うには、彼女たちは“息抜き”だそうです(笑)。それを聞いた瞬間、ハァ〜って思いましたが、今度の舞台ではちょっと違いますよ。ただ、やはり物語の中心は、大奥という閉鎖的な社会で起こる一人の男性を巡る女たちの葛藤や性という愛憎劇です」
そしてこの閉鎖的な雰囲気を出すのに、舞台はふさわしいのかも知れないと鷲尾さんは言います。
「舞台は限られた空間ですが、実は大奥も限られた場所。そういう意味で、舞台という空間をうまく利用することで、大奥の持つ閉塞感がリアルに伝わってくると思います」
そこに豪華絢爛な衣裳やセットが加わることで一層大奥の世界が広がります。さらに浅野ゆう子さんはじめ、安達祐実さんや中山 忍さんなど豪華な女優陣が火花を散らす競演など見所もたくさん。
「確かに女の闘いなどドロドロした面もあります。今までずっと側でそういう闘いを見てきましたが、大奥総取締・瀧山(たきやま)はじめ、彼女たちの誰もが限られた、制約ばかりの世界で必死に生きているんです。そんな女性たちの姿が、最終的にはものすごく愛おしいと思えるんです。そのひたむきな姿に、皆さんきっと共感できると思います。そして、これまでのシリーズを御覧になっている方も、初めての方も、お帰りになる時に『来てよかった。面白かった』と言っていただけるように、スタッフもキャストも一丸になって頑張ります。皆さん大いに期待して劇場においでください」
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